ポール・へニングセンのPH 3/2 テーブルランプは高い人気を誇り、テーブルランプの照明効果の新基準を打ち立てました。2025年のリミテッド・エディションであるダスティー・テラコッタのPH 3/2は、独自の色を再現するガラスによって、ほんのり暖かみのある光を放ちます。支柱とベースなどの金属部分は、オリジナルのPHランプを模してエイジング加工を施したラッカー仕上げの真鍮製で、PHのサインがあしらわれています。ヘニングセンとルイスポールセン社が共同でPH 3/2 テーブルランプを発表したのは、PHランプシステムが完成して間もない1927年でした。このシステムは、さまざまな用途に適した比類のない照明のクオリティーを可能にし、その後の数え切れないほどのランプデザインの基礎となりました。 ポール・ヘニングセンのランプの多くは、それぞれのシェードサイズの違いに対応した数字を品名に採用しています。PH 3/2のように、２つの異なる数字で構成されるランプは「ハイブリッド」とみなされ、トップシェードには約30cmのものを、ミドルとボトムシェードはプロポーションがより小さいPH 2/2のものを組み合わされています。ヘニングセンは、最良の光を提供し、暖かみのある雰囲気を作るためにPH 3/2 テーブルランプを設計しました。このランプはその意図どおり、テーブルやドレッサー、窓辺に心地よい「光のアインド」を効果的につくります。